眼科を受診したあと、「これも聞いておけばよかった」「先生に聞くほどでもないけど気になる」と感じたこと、ありませんか?
このブログは、視能訓練士の国家資格を持つ夫婦2人が運営しています。私たちはそれぞれ14年以上、眼科の現場で患者さんの検査や治療のサポート、見え方の相談に携わってきました。
診察室では時間の制約から伝えきれないことが、本当にたくさんあります。このブログでは、私たちが現場で「もっと知っておいてほしい」と感じてきたことを、わかりやすくお届けしていきます。
私たちの経歴
簡単に自己紹介をさせてください。
視能訓練士(しのうくんれんし)とは
視能訓練士は、1971年に法律で定められた眼科専門の国家資格です。視力検査・眼圧検査・視野検査などの眼科検査全般、子どもの弱視・斜視の訓練(視能矯正)、健診業務などを、医師の指示のもとで担当しています。
夫(このブログの主な執筆担当)
2011年4月に視能訓練士として勤務を開始。現在は総合病院の眼科に在籍しています。専門はロービジョンケアと小児眼科。見えにくさを抱える方の相談対応や、子どもの視機能発達に関わる検査を中心に経験を積んできました。外来ではコンタクトレンズの処方検査も日常的に担当しています。
妻
同じく2011年4月入職。専門は眼底疾患と小児眼科で、網膜疾患や緑内障など視野・眼底に関わる検査を中心に担当してきました。コンタクトレンズの処方検査にも長く関わっています。
視能訓練士4年目で結婚し、現在は3人の子どもを育てながら、2人ともフルタイムで同じ職場に勤めています。
2人体制ならではの強み
| 詳細 | |
| 専門の補完 | ロービジョン・小児(夫) × 眼底疾患・小児(妻) |
| 共通業務 | 2人ともコンタクトレンズの処方検査を日常的に担当 |
| 日常的な議論 | 同じ職場のため、日々症例を相談・議論できる |
| 親の視点 | 3人の子どもを持つ親として、子どもの目の心配を実感として持っている |
眼科の現場で感じてきたこと
14年以上働いてきて感じるのは、患者さんが本当に知りたいことは、診察室ではなかなか聞けないということです。
たとえば──
- 子どもの眼鏡:「本当に必要?」「いつから?」という悩み
- 老眼:「近視だから老眼にはならない」など、誤解されやすいテーマ
- コンタクトレンズ:便利だけれど、目への負担が大きい医療機器としての側面
- 検査への疑問:「眼圧って何?」「散瞳は怖い?」など、聞きづらい素朴な疑問
このブログでは、これらを1つずつ、別の記事でじっくり解説していきます。
このブログで伝えたいこと
眼科の現場にいると、「もっと早く来てくれれば」と感じる場面があります。
それは病気のときだけではありません。たとえば──
- 子どもの眼鏡を作るタイミング:弱視治療には、早く始めるほど効果が出やすい時期があります
- 老眼への対応:「目の疲れ」「夕方の見えづらさ」「肩こり・頭痛」などに悩まされて来られる方の中に、実は老眼が関係しているケースが少なくありません(もちろんこれらの症状は他の原因でも起こります)。「まだ老眼じゃないはず」と我慢を続けて、ようやく受診される方も多いです
「まあいっか」と後回しにしがちな目の悩みも、少し早めに動くだけで楽になることがたくさんある。私たちが現場で感じていることを、このブログでお伝えしていきます。
私たちがお届けするのは、一般的な情報です。「こういう場合もありますよ」「こんなときは早めに相談を」という参考として読んでいただければ、うれしいです。
特に力を入れていくテーマ
- 子どもの視力・弱視・眼鏡のこと
- 老眼と眼鏡・コンタクトの選び方
- コンタクトレンズの正しい使い方
- 眼科検査の意味・よくある質問
- 目のセルフケア
免責事項・参考文献について
このブログは、一般的な眼科・視覚に関する知識の提供を目的としています。記事の内容はあくまでも参考情報であり、個別の診断・治療方針の判断には用いないでください。症状がある場合は、必ず眼科専門医にご相談ください。
個別の医療相談について
コメントやお問い合わせで「私のこの症状はどうですか?」というご質問をいただくことがありますが、個別の診断・治療相談にはお答えできかねます。心当たりのある症状がある方は、お近くの眼科への受診をおすすめします。
参考文献・情報の正確性について
記事の内容は、日本眼科学会のガイドライン、学術論文、および私たちの臨床経験に基づいています。重要な情報には出典を明記し、正確性の維持に努めます。情報が古くなった場合は、随時更新します。
私たち2人は、これからも視能訓練士として現場に立ち続けます。検査室で日々お伝えしていることを、このブログでも届け続けるつもりです。長くお付き合いいただければうれしいです。
